2026年に入り、株式市場の変動が続く中で金(ゴールド)への注目が再び高まっています。新NISAの成長投資枠を使えば、ゴールドETFや金ファンドへの投資が非課税で行えます。本記事では、新NISA成長投資枠の使い方を踏まえながら、ゴールド投資の基本・おすすめファンド・利回り・リスクを徹底解説します。
金(ゴールド)投資とは|なぜNISAで注目されるのか
金は株式や債券と異なる値動きをする「オルタナティブ資産」の代表格です。株式市場が下落する局面でも金価格は上昇することが多く、ポートフォリオ全体のリスクを下げる効果があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 資産クラス | コモディティ(実物資産) |
| 主なリターン源 | 価格上昇(インカムなし) |
| インフレ対策 | ◎ 実物資産のため物価上昇に強い |
| 株式との相関 | 低い(分散効果あり) |
| NISA適用 | 成長投資枠でETF・ファンド購入可 |
新NISAでゴールド投資をする方法
新NISAでゴールドに投資する方法は主に3つあります。それぞれのメリット・デメリットを比較しましょう。
| 方法 | 特徴 | NISA対応 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| 金ETF(国内上場) | リアルタイム売買可・低コスト | 成長投資枠◎ | ★★★★★ |
| 金投資信託 | 積立設定可・つみたて枠対応あり | 成長・つみたて両対応 | ★★★★☆ |
| 金地金・コイン | 現物保有・NISA対象外 | ×(NISA外) | ★★☆☆☆ |
| 金積立(純金) | 少額から毎月積立可 | ×(NISA外) | ★★★☆☆ |
NISAで非課税メリットを最大化するなら、金ETFまたは金投資信託がベストです。NISAのポートフォリオ見直し術でも、ゴールドはリバランス時に有効な資産として紹介しています。
2026年おすすめゴールドETF・ファンド比較
国内で購入できる主要なゴールドETF・ファンドを比較します。
| 商品名 | 信託報酬 | 特徴 | NISA対応 |
|---|---|---|---|
| グローバルX ゴールドETF(425A) | 年0.1775% | 国内最安水準・円建て | 成長投資枠◎ |
| iシェアーズ ゴールドETF(314A) | 年0.20% | ブラックロック運用・高流動性 | 成長投資枠◎ |
| SPDR ゴールドシェア(1326) | 年0.40% | 世界最大規模・歴史あり | 成長投資枠◎ |
| SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(サクッと純金) | 年0.1838% | 積立対応・つみたて枠可能 | つみたて・成長両対応 |
| 三菱UFJ 純金ファンド | 年0.99% | 老舗ファンド・実績豊富 | 成長投資枠◎ |
ゴールド投資の利回り実績
金(ゴールド)は過去10年で大きく上昇しています。ただし、インカム(配当・利息)がない点は株式・債券と異なります。
| 期間 | 騰落率(概算) | 備考 |
|---|---|---|
| 1年(2025年) | +38%前後 | 地政学リスク・ドル高の影響 |
| 3年(2023-2025) | +80%前後 | 円安進行が追い風 |
| 5年(2021-2025) | +120%前後 | コロナ禍・インフレ需要 |
| 10年(2016-2025) | +230%前後 | 長期保有で大きなリターン |
※上記はあくまで概算・参考値です。将来の運用成果を保証するものではありません。
ゴールド投資のリスクと注意点
ゴールド投資には以下のリスクがあります。NISAで高配当株投資と組み合わせることで、リスク分散効果が期待できます。
| リスク種類 | 内容 | 対策 |
|---|---|---|
| 価格変動リスク | ドル建て金価格の上下動 | 長期保有・分散投資 |
| 為替リスク | 円高時は円建て価格が下落 | 積立で時間分散 |
| インカムなし | 配当・利子が出ない | 高配当株と組み合わせ |
| 流動性リスク | ETFは取引時間内のみ売買 | 投資信託と使い分け |
ポートフォリオにゴールドを組み込む比率の目安
一般的に、ゴールドのポートフォリオ比率は5〜15%程度が目安とされています。新NISAで米国株・S&P500投資と組み合わせることで、リスクを抑えながらリターンを追求できます。
| タイプ | 株式 | 債券 | ゴールド | REIT |
|---|---|---|---|---|
| 積極型 | 80% | 5% | 10% | 5% |
| バランス型 | 60% | 15% | 15% | 10% |
| 安定型 | 40% | 30% | 20% | 10% |
楽天証券・松井証券でのゴールドETF購入方法
新NISA口座の開設手順を参考に口座を開設したら、以下の手順でゴールドETFを購入できます。
- NISAの成長投資枠を選択
- 検索窓で「ゴールド」「金ETF」「425A」などを入力
- 希望の銘柄を選択し、購入株数・金額を入力
- 注文確認画面で内容を確認して「注文確定」
楽天証券は楽天ポイントで購入できる点が魅力です。松井証券は100円から積立投資が可能で、少額からゴールド投資を始めたい方に最適です。
新NISAゴールド投資 よくある質問(FAQ)
eMAXIS Slim全世界株式(オルカン)と組み合わせる方も多いゴールド投資。よくある質問をまとめました。
- Q. ゴールドはつみたて投資枠でも買える?
- A. 「SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド」など一部ファンドはつみたて投資枠対応です。多くのゴールドETFは成長投資枠のみの対応です。
- Q. NISAの非課税メリットはゴールドでも有効?
- A. 有効です。売却益が非課税になります。ただし配当がないため、値上がり益のみが非課税メリットの対象となります。
- Q. どのくらいの期間保有すればいい?
- A. 短期ではなく、5年以上の長期保有を前提にするのが一般的です。NISAの非課税期間は無期限なので、長期保有と相性が良いです。
- Q. 金価格はどこで確認できる?
- A. 田中貴金属工業のサイトや、各証券会社のチャート画面でリアルタイムに確認できます。
まとめ
新NISAの成長投資枠を活用してゴールドETFに投資することで、非課税でリスク分散効果の高い資産運用が実現できます。信託報酬の低い「グローバルX ゴールドETF(425A)」や積立対応の「サクッと純金」など、目的に合った商品を選びましょう。SBI証券 NISA口座の使い方完全ガイドや新NISAの成長投資枠でREIT投資も合わせて参考にしてください。

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