新NISAで債券投資はできる?基本から解説
新NISAでは株式だけでなく、債券に投資する投資信託・ETFも購入できます。ただし、2026年時点では個人向け国債・社債の直接購入は新NISAの対象外であり、債券ファンド(投資信託・ETF)を通じた間接投資が中心です。
株式100%のポートフォリオはリターンが高い反面、価格変動も大きくなります。債券ファンドを組み合わせることで、リスクを抑えながら安定したリターンを目指せます。本記事では、新NISAで使える債券ファンドの選び方、おすすめファンド、株式との組み合わせ方を徹底解説します。
債券投資の基礎知識
| 比較項目 | 株式 | 債券 |
|---|---|---|
| リターンの源泉 | 値上がり益・配当 | 利息(クーポン)・値上がり益 |
| リスク水準 | 高い | 低〜中 |
| 価格変動 | 大きい | 比較的小さい |
| 金利との関係 | 間接的 | 金利上昇→価格下落(逆相関) |
| 長期リターン(年率) | 5〜8%程度 | 2〜4%程度 |
| リスク分散効果 | 基準 | 株式と逆相関になりやすく高い |
新NISAで買える債券ファンドの種類
① 国内債券ファンド
日本国債・社債などに投資するファンドです。低リスクですが、日本の低金利環境では期待リターンも低め。安定性重視の保守的な投資家向けです。
② 先進国債券ファンド(外国債券)
米国債・欧州国債などに投資するファンドです。日本より高い利回りが期待できますが、為替リスクが伴います。米国債は2026年現在も高金利環境が続いており、注目度が高いカテゴリです。
③ 新興国債券ファンド
ブラジル・インドネシア・南アフリカなどの国債に投資します。高利回りが期待できる一方、カントリーリスク・為替リスクが大きく、ハイリスク・ハイリターンの位置付けです。
④ バランス型ファンド(株式+債券の組み合わせ)
株式と債券を一本のファンドに組み合わせた商品です。自分で資産配分を管理したくない方に最適で、自動的にリバランスが行われます。
新NISAで使えるおすすめ債券ファンド比較
| ファンド名 | タイプ | 信託報酬 | 特徴 | NISA枠 |
|---|---|---|---|---|
| eMAXIS Slim 国内債券インデックス | 国内債券 | 年0.132% | NOMURA-BPI総合指数連動。超低コスト | 成長・つみたて |
| eMAXIS Slim 先進国債券インデックス | 先進国債券 | 年0.154% | FTSE世界国債指数(除く日本)連動 | 成長・つみたて |
| たわらノーロード 先進国債券 | 先進国債券 | 年0.187% | コスト低・安定運用 | 成長・つみたて |
| eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) | バランス型 | 年0.143% | 株式・債券・REIT8資産に均等投資 | 成長・つみたて |
| 楽天・インデックス・バランス(債券重視型) | バランス型 | 年0.137% | 債券比率75%・株式25%の安定運用 | 成長投資枠 |
※信託報酬は2026年4月時点の数値。最新情報は各運用会社の公式サイトでご確認ください。
株式と債券の組み合わせ方【ポートフォリオ例】
| 投資スタイル | 株式比率 | 債券比率 | リスク水準 | 期待リターン |
|---|---|---|---|---|
| 超積極型 | 100% | 0% | 高い | 年率5〜8% |
| 積極型 | 80% | 20% | やや高い | 年率4〜6% |
| 標準型(バランス重視) | 60% | 40% | 中程度 | 年率3〜5% |
| 保守型 | 40% | 60% | 低め | 年率2〜4% |
| 超保守型 | 20% | 80% | 低い | 年率1〜3% |
年代別おすすめ株式・債券配分
| 年代 | おすすめ株式比率 | 債券比率 | 理由 |
|---|---|---|---|
| 20〜30代 | 80〜100% | 0〜20% | 投資期間が長く、リスクを取れる |
| 40代 | 70〜80% | 20〜30% | まだ成長重視だが、少し安定性も意識 |
| 50代 | 50〜70% | 30〜50% | 老後まで10〜20年。守りと攻めのバランス |
| 60代以降 | 30〜50% | 50〜70% | 資産保全が優先。安定収入源として債券を活用 |
債券ファンドのリスクと注意点
| リスク種類 | 内容 | 対策 |
|---|---|---|
| 金利リスク | 金利上昇→債券価格下落。特に長期債は影響大 | 短〜中期債ファンドを選ぶ、分散投資 |
| 為替リスク | 外国債券は円高で円換算リターンが減少 | 為替ヘッジあり商品を選ぶか、長期保有で平準化 |
| 信用リスク | 発行体がデフォルトするリスク | 国債中心・格付け高いファンドを選ぶ |
| 流動性リスク | 市場の薄い新興国債は売却困難な場合も | 先進国債券から始める |
2026年の債券市場の注目ポイント
2026年現在、米国では高金利環境が続いており、米国債の利回りは依然として魅力的な水準を維持しています。一方、日本でも日銀の利上げが続いており、国内債券の利回りも上昇傾向にあります。こうした環境下では、先進国債券ファンドを中心に、リスク抑制目的で一定割合を組み入れる戦略が有効です。
楽天証券・松井証券での債券ファンド購入方法
楽天証券での購入
楽天証券では、NISAの成長投資枠・つみたて投資枠両方で債券ファンドを購入可能です。楽天カード積立でポイント還元も得られます。
- 楽天証券にログイン → 「NISA」を選択
- 「投資信託を探す」→「カテゴリ:債券」で絞り込み
- ファンドを選んで積立金額・積立日を設定
松井証券での購入
松井証券では投信残高に応じたポイント還元(年率最大0.85%)があります。
よくある質問(FAQ)
| 質問 | 回答 |
|---|---|
| 個人向け国債はNISAで買える? | 2026年時点では個人向け国債の直接購入はNISA対象外。債券ファンドを通じた間接投資が基本 |
| 債券はつみたて投資枠でも買える? | つみたて投資枠対象の債券ファンドは一部あり(eMAXIS Slim 先進国債券等) |
| 株式100%より債券を混ぜたほうがよい? | リスク許容度・年齢による。50代以降や安定重視の方には組み合わせが有効 |
| バランス型ファンドと別々に買うどちらが良い? | 手間をかけたくない方はバランス型、自分でコントロールしたい方は別々に購入 |
| 外国債券ファンドに為替ヘッジはつけるべき? | 短期保有なら為替ヘッジあり、長期(10年以上)なら為替リスクも平均化されるためヘッジなしも選択肢 |
まとめ|新NISAに債券ファンドを組み込んでリスクを管理しよう
- 新NISAで債券投資は「債券ファンド」を通じて可能
- 株式と債券の組み合わせでリスクを分散できる
- 50代以降や保守的な投資家は債券比率を高めに設定
- おすすめはeMAXIS Slim 先進国債券インデックスやeMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
- 楽天証券・松井証券なら100円から積立可能でポイント還元あり
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